2019年04月19日更新
Apple Watchに血圧測定機能はない!血圧測定可能なスマートウォッチのおすすめは?
ヘルスケア機能も搭載されているApple Watchですが、現在血圧を測定できる機能は搭載されていません。しかしApple Watchにない機能を搭載したスマートウォッチは多くのメーカーから発売されています。その中から血圧測定が可能な商品をご紹介します。
目次
Apple Watchに血圧測定機能はない?
現在Apple Watchには歩数計や心拍数の計測などのヘルスケア機能は搭載されていますが、血圧を測定出来る機能は搭載されていません。
Apple Watchでできること
Apple Watchでは基本的な通話、Apple Musicの再生やLINEの返信はもちろん、高い心拍を検知すると通知をしたり、呼吸アプリケーションを使って心を落ち着かせたりと、ヘルスケア機能も充実しています。Apple Watchをはじめ他メーカーのスマートウォッチも時計の域を超えて年々進化を続けています。
血圧を記録するには?
直接Apple Watchで血圧を測定することはできませんが、iPhoneの純正アプリにあるヘルスケアを使用して血圧を記録できます。また身体測定値や検査結果なども記録ができます。
iPhoneに血圧を入力する方法
ヘルスケアのアプリを開いたら下部の「ヘルスケアデータ」をタップします。その後、「バイタル」をタップします。
そうするとデータの記録画面に切替りますので、「血圧」をタップします。
「プラス」ボタンをタップし血圧を入力して完了です。少し手順は踏みますが、iPhoneに血圧を記録することが可能になります。
血圧測定機能付きのスマートウォッチ「HeartGuide」
そしてApple Watchにはない血圧が計測できる機能を搭載したスマートウォッチが、ヘルスケアビジネスにも定評があるオムロンの「HeartGuide」です。米国で発売がされており、日本での発売は年内を予定しているそうです。
HeartGuideで血圧を測定する仕組み
HeartGuideで血圧を測定する仕組みは、時計のバンドの内側にある空気袋が膨らむことにより、腕を圧迫し血圧が測れる仕組みになっています。
HeartGuideでの血圧測定方法
血圧測定方法はいたって簡単で、時計の右上部にあるボタンを押し、上部画像のように胸に時計を近づけると約30秒ほどで計測結果が時計に表示されるようになっています。
HeartGuideのその他の機能
HeartGuideは血圧測定機能の他に通話やメール、メッセージの受信や、歩数管理に睡眠時パターンの計測などができます。血圧測定機能以外の部分はApple Watchでもできる機能がほとんどです。HeartGuideは、Apple Watchよりもシンプルなデザインになっており、高齢の方なども身につけやすいスマートウォッチかもしれません。
血圧計機能が将来Apple Watchに追加される?
ここまでオムロンのスマートウォッチでの血圧測定についての話でしたが、実はApple Watchでも現在採用されている機能などを活かして、将来的には血圧の測定ができるかもしれないといった情報があります。
3D TouchやForce Touchの技術を用いた血圧計機能
その方法というのが、主にスマートフォンなどのカメラに使われている光学センサーと、iPhoneで使われている3D Touch、Apple Watchで使われているForce Touch(感圧タッチ)を使い、指先などを押し当てることにより、血圧を測定できるというものです。
その仕組みを使いiPhoneアプリなどで測定したデータは、指に巻いて血圧を測定した時のデータと比較しても遜色ない結果が出たと発表した研究者たちもいるようですので、そういった精度がより上がっていけばApple Watchとして製品化する日も近いかもしれません。
Appleでは特許の取得も!
さらに、Apple Watchでの血圧測定がより現実味を帯びる出来事として、Appleは、「CUFF DESIGNS AND METHODS」という登録名で、バンドで締め付けをして血圧測定ができる仕組みの技術説明の特許を取得したことも明らかになっています。
Apple Watchの今後の進化に期待しよう!
血圧は健康管理をする上で多くの方が気にかけ、改善しようと取り組むものです。オムロンのスマートウォッチですでに実現している血圧測定機能ですので1日も早いApple Watchでの実現が期待されます。